朧月
- 別名・流通名
- 朧月(おぼろづき)、パラグアイエンセ、石蓮花(せきれんか)
- 属・カテゴリ
- 成長の仕方
- 季節タイプ
- 春秋型
- 耐寒性
- 参考気温:マイナス1~2度
- 耐暑性
- 遮光があると安心!
- 増やし方
- 色味
- 特徴
朧月
花のような肉厚な葉が朧げな色をしていることから名付けられた朧月は、英名ではghost plant(ゴースト・プラント)と呼ばれています。
ゴーストというと弱弱しいイメージですが、朧月はとにかく丈夫!
古くから日本で親しまれており、地植えしている様子もよく見かけるのではないでしょうか。
ホームセンターなどでも手に入りやすい多肉植物です。
仕立て直しで可愛い姿に
朧月は成長のスピードが速く、下葉を落としながら茎がどんどん伸びていきます。
強い生命力で、思いのまま色んな方向に伸びていくので、可愛い姿を楽しみたい!という時には仕立て直しが必要になります。
仕立て直しで切り取った株や葉は、挿し木や葉挿しで増やせ、鉢いっぱいに敷き詰めて朧月丼を作ると、可愛い花のような姿を楽しめます。
成長が速い朧月は水やりしすぎると徒長してしまうので、乾燥気味に育てるのも可愛くするポイントです。
星型の花を咲かせる
朧月は春に花芽が伸び、花びらが5枚で星型の白い花を咲かせます。
葉の大人っぽい印象とは違い可愛らしく、花びらの先には赤い点があり形もユニークでどんな形になっているのかずっと見ていたくなります。
花が咲いた後は花芽が枯れるので、花芽から取り除いても、そのままにしておいても大丈夫です。
朧月 紅葉の様子
寒くなると薄紫色に色づきます
朧月 夏の様子
暖かくなると薄い緑色になります
朧月の育て方
とにかく強い多肉の代名詞!?と言いたくなるほど育てやすい品種です。
うすく粉を纏った葉は、ツルツルした葉に比べて直射日光に強いので、
真夏でも玄関先で直射日光を浴びながら元気に育つ朧月を見かけます。
とはいえ、日本の夏や冬は苦手なので、
地域の気候に合わせて遮光や寒さ対策をしてあげると安心です。
朧月の増やし方
葉挿しでとても良く増えます!
増やすのは、成長期の春か秋というのは定説ですが、朧月は多少暑かろうが寒かろうがどんどん増えていくとかいかないとか……
増やしすぎに注意?な多肉植物です。
朧月が買える場所
普及種としてホームセンターで販売されてはいますが、実は中々出会えない品種なのではないでしょうか?
丈夫な品種の中でも淡い色が可愛い朧月は見かけたら連れて帰りたい品種です!
ネットショップではポット苗として取り扱いがある場合があります。
朧月 Gallery
横にスライドできます