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冬に多肉植物が小さくなるのはなぜ!?外葉がどんどん枯れていくけどそのままでもいいの?

季節ごとの育て方
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冬は多肉植物が一回りも二回りも小さくなってしまうことがあります。

せっかく大きく育った多肉が小さくなってしまうのは残念な気持ちにもなりますよね。

外葉からどんどん枯れていき、小さくなってしまう様子は見ていてとても心配で不安に思いますが、冬の多肉は小さくなるものなので、気にしすぎなくて大丈夫です!!

この記事では、冬に多肉植物の外葉が枯れる理由や、小さくなった後にやっておきたいことなどを解説していきます。

冬に多肉が小さくなってお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください!

冬に多肉植物が小さくなる理由

冬は多肉植物が小さくなるものですが、その理由と小さくなった後にどうなるかを解説します。

冬は多肉の葉が外側から枯れる

冬は多肉植物がほとんど成長しないため、水をあげても根が水分をあまり吸わないので、基本的に水を切って管理します。

水を切ることで葉の水分量がどんどん減り、苗全体がギュッと締まり更に外側の葉から枯れていくので、多肉が一回り・二回りどうしても小さくなってしまうんです。

外葉から枯れるのは自然なことで、心配する必要はないのでご安心ください!

しかし、異常に早いスピードで枯れたり、外側ではなく内側の葉が枯れる場合は菌が原因の可能性が高いので、その場合は早い対処が必要になります。

このような状態は苗が弱っており、1枚、2枚で症状が止まるなら問題ないのですが、どんどん広がる場合は適切な処置が必要です。

念のため枯れている葉を取り、付近の茎の色をチェックしましょう。

変色が見られなければそのまま様子見で問題ないですが、黒っぽく変色していればカットする必要があります。

菌が原因だった場合、何もせず放置していると最悪枯れてしまうので、外側の葉から枯れなかったら注意してくださいね!

小さくなった多肉は春になったら大きくなる

冬の間に小さくなってしまった多肉は、成長期の春にどんどん大きくなります。

今まで水を切って管理していた分、土が乾いたらジャブジャブお水をあげましょう!

水やりする度にどんどん大きくなる多肉の成長を見られて、日々のお世話もきっと楽しいですよ!!

春は成長期ということもあり根の成長が早いため、植え替えにもピッタリのタイミングです。

植え替えの時に肥料や活力剤を使用することで、更に健康に成長してくれるので、ぜひ肥料も使用してみてください!

多肉が小さくなったらやっておきたいこと

多肉の外葉が枯れて小さくなったら、枯れ葉を取ってあげましょう!

完全に枯れていないシワシワ状態の葉はそのままで、完全にカラッカラに乾いた茶色い枯れ葉を取ります。

枯れ葉をそのままにして水やりをすると、蒸れて菌の発生原因になってしまうので、枯れ葉はそのままにしない方が良いです。

小さくなった多肉は、春まで小さい状態のままでOKで、小さくなってしまったからと慌てて植え替える必要はないです。

春になって水やりを再開すると、水を吸ってプリプリの可愛い姿に戻ってくれます。

しかし、一回り・二回りぐらいなら問題ないですが、あまりにも小さくなった多肉は菌が原因で小さくなってしまった可能性があるので、一度鉢から抜いて根と茎のチェックをしましょう!

軽く触っただけで根が取れてしまう場合は、根が傷んでいるので取れる根は全て取ってしまいましょう。

茎に黒っぽく変色が見られたら変色した部分をカットし、その後新しい根が出たら土に植えてあげましょう。

この時、新しい根が出る前に土には植えないように!!

変色部分をカットしても菌が苗に残っていることがあるので、その状態で土に植えてしまったら茎の状態が悪くなった時に気付けないため、新しい根が出るまでは土から抜いて管理しましょう。

冬に多肉をなるべく小さくしない育て方

冬は多肉がどうしても小さくなってしまいますが、なるべく小さくしない育て方もあるので、その際の注意点と一緒に解説します。

過剰に水を切らずに適度な水やりをする

ここ数年の暖冬では、多肉植物が完全に休眠しない地域も多いと思います。

厳しい寒さの地域では難しいですが、比較的暖かい地域では根が水分を吸うなら水やりしてもOKです!

気温が低いと根が水を吸う量がかなり減りますが、暖かい日中は水やりすると吸うことがほとんどなので、あげても問題ないです。

水やりのタイミング・量としては、気温の低い朝晩は避け、日中の暖かい時間帯に1〜2日で乾く量の極少量をあげましょう。

その際には1週間の天気予報をチェックし、水やりの翌日以降が晴れか曇りの日が続く日を選びましょう。

だいたい2週間に1回の頻度で水やりを続けると、葉もほとんど枯れることはないです!

冬に水やりする時の注意点

多肉植物の冬の水やりは「凍結」に気を付けなければいけません。

多肉植物は葉に水分を多く含んでいると、冷え込みが強い日に凍ってしまうことがあるので、水やりする場合は週間天気で気温のチェックをお忘れなく!!

強く冷え込む日があるようなら、水やりを控えると安心です!

凍ってしまった多肉は、運が良ければ解凍されることもありますが、そのまま枯れてしまうことも残念ながらあります。

水を吸ってプリプリの多肉は可愛いですが、この時期は凍結のリスクが高くなってしまうので、冷え込む日は凍結しないように寒さ対策をしっかりしてあげましょう!

凍結が心配な場合は、冷え込む朝晩だけ一時的に室内に避難させるのもアリなので、翌日が強く冷え込みそうなら晩から玄関などに取り込んでしまいましょう!

翌日、気温が上がってから外に戻すようにすると凍結の心配もないので、この方法はオススメです!

まとめ

今回は、冬に多肉植物の外葉が枯れる理由や、小さくなった後にやっておきたいことなどを解説しました。

冬に多肉植物が小さくなる理由は、冬は多肉植物がほとんど成長しないため、水を切って管理することになり、多肉が一回り・二回りどうしても小さくなってしまいます。

外葉から枯れるのは自然なことで、心配する必要はないです!

しかし、異常に早いスピードで枯れたり、外側ではなく内側の葉が枯れる場合は菌が原因なので、その場合は早い対処が必要です。

冬の間に小さくなった多肉は、春になって水やりを再開することでまた大きく成長します。

多肉が小さくなったらやっておきたいこととして、枯れ葉取りがあります。

枯れ葉をそのままにして水やりをすると、蒸れて菌の発生原因になるので、枯れ葉はそのままにせずに取ってあげましょう。

過剰に水を切らずに適度な水やりをすることで、冬でも多肉をなるべく小さくしないように育てることができます。

その際には多肉が「凍結」しないように注意し、以下のポイントに気を付けることで葉もほとんど枯れることはないです。

  • 水やりのタイミング:気温の低い朝晩は避けて日中の暖かい時間帯で、翌日以降が晴れか曇りの日が続く日
  • 水の量:1〜2日で乾く量の極少量
  • 頻度:約2週間に1回

紅葉して可愛い多肉の葉が枯れてどんどん小さくなってしまい、せっかく大きく可愛く成長したのに!!と私自身もショックに思ったこともありました。

ですが、春になればグングン成長してまたムチムチプリプリの可愛い姿に戻ってくれるので、それまでの辛抱です!

多肉のお世話を思いっきり楽しめる春が待ち遠しいですが、多肉を枯らさないように気を付けて長い冬を乗り越えましょうね!!

執筆・執筆協力

Noshi
Noshi
多肉植物に関する幅広い情報を発信しているNoshiと申します。
2016年にホームセンターで出会った「ブロンズ姫」から始まった多肉植物ライフ。
エケベリアを中心にどんどん沼にハマり、気付けば育てた多肉植物は400種類を超えました。
今では苗の販売や、寄せ植えワークショップを開催するまでになった、北海道のタニラーです!
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