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多肉植物の植え替えを基本から詳しく解説!植え替えの手順や必要なものは?

植え替え
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可愛い多肉植物を買ってきたら、お気に入りの鉢や可愛い鉢に植えたいですよね!

最近では、素敵なリメイク鉢やリメイク缶のハンドメイド作家さんもたくさん増えて、お気に入りの鉢を持っている方も多いのではないでしょうか? 

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多肉植物の植え替えをまだしたことがない初心者さんの中には、

「植え替えってどうやるの?」

「植え替えには何がいるの?」

「難しそうだけど、私にもできるのかな?」

とお悩みの方もいるかと思います。

多肉植物の植え替えは簡単にできるうえ、お気に入りの鉢に植えた多肉植物は可愛さが倍増すること間違いないので、ぜひチャレンジしてみましょう! 

この記事では、多肉植物の植え替えの基本を解説していきます。

これから多肉植物の植え替えにチャレンジされる方はぜひ最後までご覧ください!

多肉植物の植え替えに必要な準備するもの

多肉植物の植え替え時に、準備するものやあると便利なものがあるので、まずは必要なものを準備しましょう。 

準備するもの

  • 受け皿
  • 円筒スコップ

用意する鉢は、どんなものでもいいのですが基本的には、底穴が開いていて多肉植物のサイズに対して小さすぎたり、大きすぎないものがいいです。

具体的なサイズの目安は、多肉植物の1~2回り大きめの鉢です。

これぐらいのサイズであれば、多肉植物が元気にのびのび育ってくれやすいです。

底穴が開いていない鉢でも育てることはできますが、水の管理が難しいので、初心者さんは底穴が開いている鉢を選びましょう。 

多肉植物の土は水はけ重視で用意しましょう!

ホームセンターなどで「多肉植物の土」として市販されている土は、かなり水はけがいいので、まずは市販の土をそのまま使っていただくと間違いはないです。 

植え替え作業をするときに受け皿があると、土が周りに散乱したりせずに片付けやすいので、大きめの鉢受け皿やお盆のようなトレーがあると作業も片付けもしやすいので準備しましょう。 

スコップは通常の形状のものではなく、筒状の円筒スコップを準備しましょう。

大きいとやりづらいので小さめのものがいいです。

受け皿や円筒スコップは100円ショップでも購入することができるので、園芸コーナーを探してみてくださいね! 

あると便利なもの

  • ピンセット
  • ハサミ
  • 鉢底石

これらがなくても植え替えできますが、ピンセットで枯れ葉を取ったり苗を固定したりといろいろ使え、ハサミは苗や根をカットする時に使うので、あると便利です。 

また、4号サイズ以上の大きい鉢に植え替える場合は通気性を保つために鉢底石が必要になるので、大きめの鉢に植え替える場合は鉢底石を用意しましょう。 

多肉植物の植え替えの手順

植え替えの手順と、植え替え後の水やりについて詳しく解説していきます。 

植え替えの手順

①鉢から苗を取り出す 

②根を優しくほぐして土を落とす

③枯れ葉は全て取り、根と茎のチェック・根の整理

この時、苗に虫がいないか、根と茎は健康かをチェックします。

根を軽く引っ張ってみて、ポロポロ取れる根は全て取ってしまいましょう。

鉢いっぱいに根が張っていた場合は、半分程の長さまでカットして整理します。

健康な新しい根がすぐに出てくるのでカットしても大丈夫です。

④苗を鉢に植える

鉢の半分ほどまで土を入れ、苗が鉢の真ん中にくるように片手で持ちます。

苗の周りから鉢いっぱいになるまで土を入れていきます。 

⑤土が入ったら、鉢の周りを何度か軽く叩いて根と土をなじませる

これをすると根の隙間に土が入るので、上まで入れた土が少し沈み、沈んだ分の土を追加で入れて完了です。 

植え替え後の水やり

植え替え後の水やりは、根の整理でカットしたかどうかでタイミングが違います。

根をカットした場合は、新しい根が出てくる10日~2週間後から水やりを開始し、カットしなかった場合は植え替え直後から水やりして大丈夫です。

植え替えが必要な苗の選び方

多肉植物は、根詰まりや土の劣化を防ぐために定期的に植え替える必要があります。

根詰まりを放置していると、水や養分をうまく吸えずに苗が弱ってしまいます。

調子が悪くなった苗はできるだけ早く植え替えが必要ですが、元気に育っている苗は植え替えなくても大丈夫です!

植え替える苗の選び方

植え替える苗の選び方について詳しく解説していきます。

葉挿し苗

1つの鉢にまとめてギュウギュウに植えている場合は、大きくするために1苗にする。

苗に対して鉢が小さすぎる

苗が鉢から溢れるほど大きく成長したら、根詰まりして水分を吸えなくなっている可能性が高いです。

鉢底の穴から根が出てきている

鉢底穴から根が出てくるのは、根詰まりして新しく出てきた根の居場所がなくなってしまったからです。

調子が悪い苗

葉が変色したり、どんどん枯れてしまう場合は最優先で植え替えが必要です。

このような状態の苗は、まずは苗や根を完全に乾燥させてから植え替えてあげましょう。

群生しすぎている苗

群生して苗が密集しすぎていると、風通しが悪くなって蒸れの原因にもなるため、風通しを良くするために少しだけでもカットしてバラすことが必要です。

水やり後に土が吸水しない

水やりをしてもいつまでも水が残っていることがありますが、このような状態になっているのは根詰まりが原因です。
水分や養分を吸収できない状態なので、植え替えの必要があります。

2年以上植え替えしていない苗

2年以上植え替えしていないと、根詰まりや土の劣化が心配です。

土が劣化すると、通気性が悪くなって蒸れの原因にもなるので、土を新しくする意味でも植え替えが必要です。

寄せ植えしていた苗

寄せ植えのように、苗が密集している状態では、単一で植えている苗よりも調子を崩しやすいです。

寄せ植えの形が崩れてきたり、苗の調子が悪くなってきたら植え替えてあげましょう。

新しく購入した苗

生産者さんの土は、水持ちが良いことが多く、私たちの生育環境には適していない場合があります。

水はけが良い土に植え替えることで生育環境にも合うので、水持ちが良い土に植わっている苗は植え替えてあげましょう。

多肉植物の鉢増しについて

一般的な観葉植物では、「植え替え=鉢増し」というイメージですが、多肉植物は少し違います。

多肉植物を植え替える理由は、上記での解説通り調子が悪くなってしまった等の様々な理由があるので、必ずしも大きく育てるためだけに植え替える訳ではありません。

もちろん、多肉植物を大きく育てたい場合はより大きな鉢に植える「鉢増し」することもあります。

その場合は、苗よりも1~2回り大きな鉢に植え替えてあげると元気に大きく育ってくれます。

苗に対してあまりにも大きすぎる鉢に植えてしまうと、根の成長が遅くなってしまうと言われているため、適度なサイズの鉢を選びましょう。

多肉植物の植え替えの基本まとめ

今回は多肉植物の植え替えの基本についてご紹介しました。

植え替え作業に必要な準備するものは、

  • 受け皿
  • 円筒スコップ

上記の5つを準備していただくことで多肉植物を植え替えることができます。

多肉植物には、水はけのいい土を選ぶことが重要なので、「多肉植物の土」として市販されている土を準備しましょう。

そして、植え替え時には根と茎のチェックをすることが大切です!

苗が元気かどうかの健康チェックでもあり、今後の育成に関わることもあるので必ずチェックしましょう!

植え替えが必要な苗の選び方として、最優先する苗は調子が悪い苗です。

調子が悪い苗を植え替えずにそのまま放置していると、枯れてしまうこともあるので、できるだけ早く植え替えてあげることが重要です。

多肉植物の植え替えは簡単にできるので、可愛い多肉植物と触れ合える植え替えをぜひ楽しんでくださいね!

執筆・執筆協力

Noshi
Noshi
多肉植物に関する幅広い情報を発信しているNoshiと申します。
2016年にホームセンターで出会った「ブロンズ姫」から始まった多肉植物ライフ。
エケベリアを中心にどんどん沼にハマり、気付けば育てた多肉植物は400種類を超えました。
今では苗の販売や、寄せ植えワークショップを開催するまでになった、北海道のタニラーです!
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