乙女心

乙女心

みんなが大好きな乙女心！！

葉の先端から紅葉する姿がとても可愛いらしく、ホームセンターで買える定番品種ながら人気が高い品種です。

脇芽を出し木立し成長し、下葉は成長と共に枯れて落ちていきます。

ロゼットの直径は4-5センチ位まで成長します。

紅葉の様子

葉の先端から、頬を染めたように紅葉する姿が可愛らしい乙女心

夏の様子

夏は緑色。下葉は成長とともに黄色くなって落葉します。

乙女心の増やし方

乙女心は葉挿しで増やすことが難しい品種です。

葉挿しが全く出ないわけではないものの、成功率がとても低いので挿し木で増やしましょう。

成長とともに、どんどん脇芽が出てくるので、挿し穂がとりやすくなります。

増やすためのポイントは、他の多肉植物と同じように、春か秋の成長期に増やすこと！

乙女心は、葉挿しで増やすことが難しい分、成長期に増やしましょう！

乙女心の増やし方（挿し木）

乙女心は挿し木で増やします。

挿し穂の作り方は他の多肉植物と同様です。

春と秋の成長期を狙えば、増やしやすい品種です！

１．挿し穂を作る

茎をカットして挿し穂を作ります。

下葉は、土に挿すときに邪魔になるので落としたいところですが、葉挿しの成功率はとても低いです。

無理に下葉を落とさなくても、挿し穂に付けたままにすることで、発根するための栄養となります。

２．切り口を乾燥させる

カットした挿し穂を、風通しが良い明るい日陰で乾燥させます。

半日～１日、切り口が乾燥するまで乾かすと病気になるリスクを減らすことができます。

とくに、乙女心の茎は、虹の玉などのセダムと比べて太めなので、かさぶた状になるまで乾かした方が安心して土に挿せます。

発根するまで土に植えない場合、挿し穂が上へ成長しようとして、茎が曲がってしまうことがあります。

また、乙女心は、エケベリアより日光を欲しがるので、徒長しないよう早めに土に植えて、半日陰の管理をすることがおすすめです。

３．土に挿す

挿し穂の切り口が乾燥したら、土に挿します。

乙女心は比較的丈夫な品種なので、発根を待たずに植えても大丈夫です。挿し穂の数が少なかったり、慎重に増やしたい場合は、発根してから土に植えると枯れるリスクを減らすことができます。

根が出るまで待たずに挿した場合は、１週間～10日ほど待ってから水やりを初めます。

根が生えてくるまでは、挿し穂が水を吸収することができないので、少量の水やりをします。

表面が濡れる程度の量の水やりをすることで、発根を促す効果が期待できます。

ポットに根が回るまでは、１回の水の量を少量から徐々に増やして行くようにします。

乙女心の葉挿しの成功率は…

残念ながら、乙女心の葉挿しの成功率は限りなく低いです。

とは言え、落ちてしまった葉を捨ててしまうのはもったいない！

親株の鉢の上にそっと置いておけば、稀に芽が出てくることがあります。

葉挿しが成功したらとってもラッキー！！良いことがあるかもしれません…！

乙女心に似ている品種

恋心

葉の特長は、乙女心と同じくバナナのように曲がっていて先端がぷっくりとしています。

夏は紅葉が冷めて緑色になるため、1年の中でも特に乙女心にそっくりな見た目になります。

乙女心よりロゼットの直径が大きく成長します。

紅葉時は、葉の先端が濃く紅葉する乙女心に対して、比較的葉の全体が紅葉します。

ルビーティント

写真だと判別ができないほど、乙女心によく似ていますが、ルビーティントは葉挿しで増やすことができます！

乙女心と恋心はホームセンターでも入手できる品種ですが、ルビーティントはホームセンターで入手することは難しいかもしれません。

虹の玉

乙女心と同じように赤く紅葉するセダムです。

乙女心より小型の品種で、葉の形がやや真っ直ぐになっています。

多肉植物図鑑

虹の玉

乙女心 Gallery

横にスライドできます